センターのガンドッグ

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命を預かる者として


ビーグルちゃんの捜索に、なにも聞かず、なにも言わずに
シェア・拡散くださった皆様 本当にありがとうございました。

こんな形でこの子を抱きしめる結果になり
CACIボランティア一同、無念で悔しくてしかたありません。

今からお伝えする出来事は、私たちの信念である真実を伝えること
そして、皆様も一緒に考えていただきたいことでもあります。
コメントをいただく際、誹謗中傷と思われる、不快な気持ちになるものは
即刻削除させていただきますので、あらかじめご了承くださいませ。
また、愛護センターへのクレーム等はしないでください。
心からお願いいたします。


平成28年11月30日
私と桃金で愛護センターに向かいました。
目的は、一般譲渡から外された犬の様子を見ること、トレーニングが
できるかどうか、そして癲癇を持っていると聞いていた子の
預かり先を探すための画像撮影でした。

その時、お外に繋がれていた子のうち、お顔の白いシニアの
ビーグルちゃんが、何かを待っているようにこちらを見ていたので
近づき、背中に大けがを負っていることに気がつきました。

この傷は、1カ月前に 散歩ボランティアさんが他の子を近づけてしまい
襲われた時の傷だそうです。
相手の犬は和犬。咬んだら放さない性質の子でした。
ですが、その子も1頭になればあまあまのとてもかわいい子です。

傷はわき腹から背中に達しており、縫合したものの、化膿して
開いてしまい、その間も消毒を毎日繰り返し、ようやく
良くなりかけているとのことでした。

しかしながら、乾いては割れて出血しているビーグルちゃんを
このまま、センターでお世話していくよりも
きちんと縫合しなおし、傷を治して新しい飼い主さんを探すことが
優先であると思い、センターに引き取りを希望しました。

傷ができた原因を知りながら、そこを明かさずに
「怪我をしている」と記すだけで 預かり先、里親募集はできないので
会の活動ブログには傷ができた原因を書かせてもらいますと、申し上げたところ
引き取りを拒否されました。
それに、今まで、敷地外の公園にて一般譲渡になった子、外された子の
トレーニングを行いながら、里親募集のための画像撮影等も
今しばらくは許可できないと告げられました。
急なことで驚きました。

この数年、そうやって新しい飼い主を募集し
トレーニングも今の環境では難しいと判断した子は
私たちは引き受けてきました。
どこの団体も引き出さなかった子を、引き受けてきました。
何頭も何頭も・・・。

この数年の努力が一瞬にして、このビーグルの引き取り希望をしたことで
なくなってしまいました。

「ビーグルちゃんは皆で可愛がっている」とか
「自分たちで毎日消毒しているからこちらでみます」とか・・・

センターにいる子たちの目的は何でしょうか。

ボランティアにであれ、里親さんにであれ 譲渡することが目的のはず。

私たちは引き下がれませんでした。

そこから再度話し合いを行い
ようやく、12月7日に引き取ることを許可していただき
動物病院の先生も1日も早くとおっしゃってくださり
火曜日にお迎えに行く予定を急遽 本日に変更しセンターに
連絡したところ、昨日逃げてしまったことを聞かされました。
係留していたナスカンが外れ、開いていた門から敷地外へ
出てしまいました。



昨年の10月に、センターに対して、散歩ボランティアをお願いするにあたっての
提案と一般譲渡から外された犬のトレーニング提案を書面にして提出し
その際、星野貴大先生にもご同行いただき
センターの収容犬(譲渡犬含む)に関してもお話をさせていただいていたのに
何も生かされずにいたことが残念でなりません。

また、劣化した犬具については先週注意してほしいと要望したばかりでした。

私たちボランティアは、命の危険がある犬具や取り巻く環境に関して
すぐさま改善をしないといけない場合があります。

「後で」
「やろうとしていた」

ではなく、その「場」その「時」であり
次はないのです。
その一瞬が命を奪う結果になってしまうからです。

例えば訓練所でそれは許されるでしょうか?
仕事だから失敗がなくて当たり前?

違うと思います。

訓練所であれ、役所であれ、ボランティアであれ、

「命」を預かる者として、リード(命綱)を握る者として
犬による(犬同士含む)事故、逃亡はあってはいけないのです。


ボランティアだろうが、行政だろうが、関係ないのです。

「命」を引き受けたからには失敗は許されないと私達は思っています。

それがセンターの子ならなおさらの事です。

それは、私たちを信じて、託してもらった子たちだからです。

ただ単にその子だけ救って終わりにはしたくない思いもあるからです。

センターに収容される子でも人になつき
犬も人も幸せになれることを知ってもらいたいと思うからです。

今、全国でお散歩ボランティアさんや、お世話ボランティアさんが
愛護センターや管理事務所に入っているかと思います。

私たちはシェルターを構え活動しているので
愛護センターでのボランティアさんに対し、とても懸念しています。

ビーグルちゃんは負わなくてもいい怪我をしてしまいました。

これは、センターでの散歩ボランティアに対するマニュアルがあるとか
ないとか、そんな問題ではありません。

いかにリードを持つ人間が注意深く行うかの問題です。

そんなことを言うと、お散歩ボランティアがいなくなるとおっしゃる方が
いますが、それで辞めてしまう位ならしない方がいいと思っています。

命を繋ぐリードを握ることはとても責任があることです。
こうした出来事があったことを思い出して 
気を付けながらも楽しくお散歩やお世話をしていただきたいと
心から願います。


ビーグルちゃんは昨夜、21時の目撃情報を最後に行方が分からなくなりました。
発見されたのは、目撃情報のあった近くの川だったそうです。

もう二度とこのような悲しいことが起きないことを切に願います。

今私たちのシェルターで眠っています。

センターの職員の方が、びーちゃんのお布団も一緒にと持たせてくれました。
お気に入りのお布団と一緒に明日、火葬いたします。

ビーグル5
びーちゃん


                                 代表 金子理絵







別窓 | ボランティア | コメント:3
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この記事のコメント

記事を拝見していて、家族とこの子を何とか我が家で引き取れないか(移送の負担もありそうなので)考えていたところでした。関係者の方々のご努力はあったにせよ、結果的にとても残念なことで、無念としか言いようがありません。彼女の成仏を祈るのみです。合掌。
2016-12-13 Tue 01:03 | URL | 山河パパ #UoJDqtOY[ 内容変更] | top↑
この子もCACIの皆さんの元で元気になり、里親さん見つかるものだと思っていました。このような経緯のもとお空へ逝ってしまったのですね。残念です、悲しいです。幸せになってほしかったです。安らかに。合掌。
2016-12-13 Tue 10:51 | URL | 小林ラッシュ #pQpZY72.[ 内容変更] | top↑
ひとつの命が消えた、もう戻って来ない❗
2016-12-13 Tue 21:21 | URL | 三宅節子 #-[ 内容変更] | top↑
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